【感染症の歴史】正しく恐れる必要性とは
2020年4月3日 フィリピン永住権ニュースこんにちは。リモンズ株式会社の清水です。
前回に引き続き、今世界を震撼させている「コロナウイルス」つまり、感染症の歴史を少し振り返り、今正しく恐れることの必要性について記していきたいと思います。
前回の記事、【誰もが100万ペソの罰金対象!?】今考える正確な情報の価値とは。でも記しましたが「正しい情報」は大きな価値です。例をあげます今回の新型コロナウイルス感染症は、潜伏期間が1~12.5日、平均5日と比較的長く、8割程度が軽症で済むと考えられることが特徴だという。ただし、高齢者や基礎疾患のある人では重症化しやすいと報告されている。これを踏まえると、誰にもコロナウイルスが潜伏しており、重症化するのは高齢者や基礎疾患のある人ということだ。この場合の「基礎疾患」とは何を指すのだろうか。
結論から言うと「糖尿病、高血圧、慢性の腎臓病、ぜんそくや呼吸器疾患、がん」の免疫を抑制する薬を飲んでいる場合。とあります。
一方、米疾病管理予防センター(CDC)が2月12日から3月16日にかけて米国の症例について実施した調査によると、米国では入院患者の20パーセントが20歳から44歳だったそうです。また、そのような基礎疾患出ない方も多く含まれています。
現状として、新型ウイルスですのでどの情報が確実に信用できる根拠はありません。ですが、このように目に入った情報を全て鵜呑みにするのではなく、今必要なことは自分でしっかり調べ、知識をつけ「正しく恐れる」ことです。そうでないと、恐ろしい二次災害が過去には起きてしまいます。歴史を振り返ると有名な感染症の一つである「ペスト(黒死病)」が蔓延していた14世紀では多くの人間が亡くなりました。その際、感染症の影響で国民は不安定な精神状態にあり、皆が神(キリスト)に祈りを捧げました。ですが、聖職者たちはいち早く逃げており、信仰者たちは絶望に突き落とされ錯乱してしまします。そこで、怒りを向ける矛先を「ユダヤ人」に向けたそうです。その当時ユダヤ人はキリストから嫌われてこともあり、移民であるユダヤ人のせいだ!と暴動が起こりました。その結果起きたことは、大量虐殺です。
「感染症による被害」から「人による被害」に広がり被害者を増やしていきました。これは現代でも言えることで、トイレットペーパー、ティッシュ、マスクなど、欲しくても全く買えませんでした。自分だけが助かりたいという考えに目が眩み、本当に必要とする人たちに行き届かないとなれば、「人が原因の二次災害」を引き起こしてしまします。
つまり、「正しく恐れる」必要性は「人が人を殺してしまう二次災害」を防ぐためでもあります。先日、国民の一家庭に布マスク2枚の支給が決定致しました。確かに、他国と比べるとい驚きの政策だと個人的に思います。ですが、このようなマスク不足や物資不足を招いてしまったのは、「フェイクニュース」つまり「不確かな情報」も関係していると思います。
また、マスク二枚だけ給付するって日本終わってる..と呟きながらアクションを起こさないのはピンチをチャンスには変えられません。現状に不満や不安があるなら行動が必要です。
歴史的にも、感染症は時代の転換期とも言われます。その為、準備を今のうちから進めていきましょう!コロナ問題の話題で世間は持ちきりですが、そんな中正しい情報や知識をつけて「正しく恐れる」選択をとっていくを考えて頂くきっかけになれば思っております。
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