マクドナルドも勝てない?!フィリピン名物ジョリビーとは?
2015年10月29日 フィリピン生活の実態公開こんにちは、インターン生の松本です。フィリピンも9月で雨季が終わり10月は季節の変わり目です。日本にも食欲の秋がやって来たということで、今回は「フィリピンのファストフード」をテーマにお話します。
フィリピンのファストフード店の秘密
現地の若者が「お昼にご飯食べよう」という話になると必ず名前が出るのが、マクドナルド / ジョリビー / バーガーキングです。最後の「ジョリビー」という名前にあまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。ただ、このジョリビーが凄いのです。
世界で唯一マクドナルドが勝てない?!
ジョリビーとは1975年に中国系フィリピン人によって設立されました。フィリピンの財閥には華僑出身の人が非常に多いのは有名ですね。そんなジョリビーは国民的ファストフード店です。国民は幼い頃から食べ慣れており、国内のブランドランキングでトップとなるほどです。
世界にも展開しており、私はシンガポールでも見たことがあります。日本にも昨年進出予定だったそうですが、大型台風がフィリピンで大きな被害を出した影響で計画は一時休止状態だそうです。親会社のジョリビー・フード・コーポレーションは、ピザ・中華料理系・ケーキ専門店チェーン・焼き鳥チェーンなども運営しています。
ジョリビーの強さの秘密①
彼らの強さは、何といっても安さでしょう。チキンとライス、ドリンクというのが一般的なセットメニューで、150円から食べることができます。量もあるので子沢山ファミリーにも人気です。(フィリピンでは避妊が宗教上の理由で禁止されているため、1家族あたりの子供の数も多い。)
マクドナルドにも同じ価格帯のセットメニューがありますが、量の部分で劣る印象があり、バーガーキングはそもそもの価格設定が高いです。
ジョリビーの強さの秘密②
国民の故郷の味として認められていることが躍進の秘訣と言えます。価格が安いため家族で行ったり、イベントや空港(飛行機が遅延した際に航空会社から商品が配られる)で食す機会があったりと幼い頃からの親しみをフィリピン人は持っています。
正直に言うと、日本人が「これ美味しいの?!」と思うようなメニューもフィリピン人は好んで食べます。スパゲッテイなど甘い味付けがしてあり、イタリア人には決して食べさせられません。
ジョリビーの強さ③
ジョリビーの世界展開の大きなターゲットとなるのが海外出稼ぎ労働者です。現在、世界には人口の1割を超える1000万人のフィリピン人出稼ぎ労働をしています。その年間の総額は214億ドルとまで言われています。
私はシンガポールに3ヶ月滞在した時に、かなりの数のフィリピン人を目にしました。真面目で英語が話せ、人件費の安い彼らは世界から引っ張り凧でなのす。(フィリピン国内に産業が無いことも一因ですが。)そんな彼らに話を聞くとやはり故郷の味を懐かしく思うそうで、ある友人は晩ごはんは毎日、アドボ(国民的家庭料理)かジョリビーを食べていると言っていました。
ただ一口にファストフードと言っても、切り口を変えればフィリピンの実情が見えていきます。ここが非常に面白いですね。また、店舗によって働く人や客層が違います。あまりファストフードをお召し上がりにならない方も、一度お立ち寄り頂き、フィリピンと日本の違い、ジョリビーとマクドナルドの違いを見て頂くと良いなと思います。
それでは失礼致します。寒くなってきていると思いますのでお体にお気を付け下さい。
大きな声では言えない真相を動画にまとめました。
動画で公開する内容の一部が・・・・
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年間50名の枠、毎年いつ頃埋まる? - 日本と異なる新興国特有の特徴?
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付き合う次世代の生き方? - 実際の手続きは込み入る事情?
- 詐欺はどこに依頼?
- 先進諸外国で永住権取得、必要所持金は?
- 現地に住むからこそ分かる
フィリピン5つの魅力とは?
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フィリピン生活の実態公開 アドボ / ジョリビー / シンガポール / チキン&ライス / バーガーキング / ファストフード / フィリピン / マクドナルド / マスコット / ミツバチ / 価格 / 出稼ぎ労働者 / 味付け / 外食産業 / 宗教 / 家族 / 故郷 / 海外進出 / 避妊 / 食文化この記事に関連する記事
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